2011年12月9日金曜日

Connecting Dots

ここ数日まじで喉がおかしい僕ですどうも。
超イガイガします。咳だけ聞いたら完全に病人です。喉以外は元気ですけど。


最近見てなかった内田ブログをのぞいてみると、『大阪府教育基本条例』がらみのエントリーがありました。
寡聞にしてその条例のことなんも知らなくてブログのあとに読んだけど、フェアじゃないので言及は控えます。
(お前教育かじってるくせに寡聞にも程があるだろうという批判は甘んじて受け入れます)



あくまで内田ブログの内容について。『大阪―』については今後モチベーションがあれば。
*見出し*
教育現場にドラスティックで急激な変化は馴染まない
政治とマーケットが関与してはならないカテゴリー
学力とは何か
スティーブ・ジョブズと加納治五郎に見る「教育の意味」
子どもを教育産業の消費者にした結果は
学校教育は、次世代の公民を育てるためにある


基本的には『先生はえらい』や『下流志向』で語られていることとほぼ同一な部分も多いです。
(ころころ言ってること変わっても困りますけど)



内田さんはだいぶ好きでかなり読んだけど、時にラディカルなとこもあるのであまり傾倒しすぎないように気をつけてはいるんですが、以前から「学びとは」という点に関しては同意してます。
今回のブログでは故スティーブ・ジョブズ氏のスタンフォード大でのスピーチの一部(connecting the dots)も引用しながら語っていました。

(抜粋)
・ぼくたちはなんとなくあることがしたくなり、あることを避けたく思う。その理由をそのときは言えない。でも、何年か何十年か経って振り返ると、それらの選択には必然性があることがわかる。それが「点」なんです。自分がこれからどういう点を結んで線を作ることになるのか、事前には言えない。「点を結ぶ」ことができるのは、後から、回顧的に自分の人生を振り返ったときだけなんです。教育はまさにそのような行程です。 教育を受ける前には、自分がどうしてそれを勉強するのかその理由はわからない。だから、教育を受けるに先立って、「これを勉強したら、どんないいことがあるんですか?」という理由の開示を求めるのは間違っている。ほんとうに必要な勉強は、「それをやらなければならないような気がするが、どうしてそんな気がするのかは説明できない」というかたちでなされるものだからです。学ぶに先立って学ぶことの意味や有用性について「教えろ」というのは間違っているんです。
・学びの始点においては自分が何をしたいのか、何になりたいのかはわからない。学んだあとに、事後的・回顧的にしか自分がしたことの意味はわからない。それが成長するということなんです。
・学びというのはつねにそういうふうに、未来に向けて身を投じる勇気を要する営みなんです。


実際のスピーチからも引用してみましょう。(下線はCANによる)
・Again, you can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something - your gut, destiny, life karma, whatever. this approach has never let me down, and it has made all the difference in my life.

And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.


セレンデピティ(serendipity)ということばがありますが、それは点同士をつなぐ力といってもいいと思います。


てなことを書きながら思ったけど、『リアル』6巻くらいの野宮の
「俺のゴールにどうやってつながるかは知らねぇが いつかつながることだけは確かだ」
ていう台詞も、かなり近いものがありますね。


・・・あー11巻読みたい!!


とまぁ、本質的に考えると教育は「商品」として扱えるはずがない、なぜならマーケットでは「いつ何の役に立つかわからないもの」なんて何の価値もないから。
なのにそういう市場原理を持ちこむから、こどもが「消費者」としてふるまい、こんな状況になってる・・・ていうね。


そのへんはたった3年間の経験ではまだ実感としてはわからないですが、言いたいことはわかります。


それにしても、結局引用ばっかりになっちゃったな。うーん。




とりあえず、果たしてCANさんのバングラでの2年という「点」がいつ、どういうかたちで他の「点」とつながるのか、乞うご期待。




【今日の表現】
hilarious(発:ヒラリアス) : ちょーうけるー


2 件のコメント:

  1. 市場原理を持ち込むこと関しては、バランスの問題かと思います。
    正直この辺は民主主義の限界じゃないでしょうか。
    うまく転がって
    謎に多い事務仕事や、謎に多い決まりごと整理してくれると、
    もっと授業に力入れられそうとは思ったりします。

    自分も本を乱読してますが、いつか繋がると思ってます。
    ということで、リアル11巻手に入ればぜひご一報を!

    返信削除
  2. バランスは大事。ただ資本主義的考えはどうしても現場には本来マッチしないというかしたらおかしいと思うんす。

    たしかに事務的なことに追われて授業の質が落ちたり、とか本末転倒なことが多々あるけどね・・・

    うーん、よくわからん。

    リアル11巻は今年中には手に入るはずなんだけど、インシャッラーです。

    返信削除